リハプライムが提唱する理学療法士のキャリアプラン

キャリアプランとしては、各種のコースがある。一例としては、入職後、配属された各種事業部でスタッフとして勤務し、能力の程度、勤務態度や状況、本人の希望、など各要因について判断した後、配属事業部のリーダーもしくは管理者としてステップアップしていく形である。その他では、事業部の移動に伴う昇進という形もある。例えば、現在の事業部で働いている中で、その能力、人間性などを含む十分な管理能力などが認められた際に、新事業の立ち上げ時に合わせ、管理者に就任するといったケースである。デイサービスフランチャイズ事業部では、十分な資質が認められれば、店舗管理を複数店担当し、エリアマネージャーとしての活躍方法もある。

どのキャリアプラン、キャリアパスにおいても、リハビリが上手になることだけでは難しいと言える。専門性が高い故、治療手技や技術について時間をさく傾向にあるが、会社を運営したり経営に関わっていくには、それだけでは不足であると言える。キャリアとして必要とされる業務には、例えばスタッフ皆に快適に働いてもらうための環境良化を行う、毎月の数字管理をする、満足度の高いサービス提供に向けたスタッフの動機付けをしていく、収入と支出の把握をする、残業の管理・コントールを行う等、普段求められる理学療法士の能力とは別の資質や才能を要する。しかしながら、突然全てが出来るようになるのは当然無理なため、トレーニングや研修などによって育成することになる。大変なことではあるが、やりがいが多いのも事実である。ただ要求される内容は結果として、スタッフへやがて還元されて、より良い会社へと発展していく為、苦労に値するだけの十分な仕事である。肉体労働の面もあるが、精神的な業務内容も多分に含むため、セルフコントロールしていくことも重要な要素の一つである。先輩等からも十分に指導を受け、自分への成長のチャンスを思い励んでいただきたい。