理学療法士の転職

 ここでは理学療法士の転職について、転職要因や転職先を選ぶ注意点、転職の手順、理学療法士の求人情報、都道府県別の理学療法士の数や病院、施設数の違いなどの詳細を解説します。

理学療法士の転職事情について

理学療法士の転職要因について

 理学療法士の転職の要因としては、一番多いのは給料が安い、次いで労働環境と人間関係の順です。 理学療法士としての職業やリハビリテーションとしての仕事内容に対する不満より、労働環境となる職場の待遇面に不満が多い傾向にあります。残業代が出ない・給料が前職と変わらない・ボーナスの支給額が聞いていたのと違う・スタッフに成長意欲がなくだらけた雰囲気である・休みがとりづらい・上司とそりがあわない、ライフワークバランスがとれないなどが挙げられています。大学や専門学校などの養成校を卒業して新入社員として入った就職活動とはまた経験が異なるため転職時にどのように採用側に転職する理由、または辞める理由を述べるかがとても需要になります。

転職の多い世代について

 転職する理学療法士の大半が20~30代が多く、中でも特に20代が多いです。将来設計を行っていくうえで、結婚や出産による育児、家の購入による住宅ローンなど、生活に要する費用がかさむ年代でもあるので、給料面での待遇などについては、特にシビアで転職率が高いのも想像ができます。一方で、40代になると転職率は下がる傾向にあります。そもそも転職しても採用してくれるところが少なくなるのが最大の理由です。採用側としても、経験年数が長い人材の採用より、若い年数の方が安い給料で採用できるため、雇いにくいのが現状です。まして、国家資格をもっていれば誰でも必要な診療報酬は取れるので、年齢によるもので何かの恩恵がない限り、採用側も渋る傾向となります。リハビリ科の責任者が若い病院では、自分より上(年齢も経験も)を、あまり好まないのもあるため、その点でも採用はより厳しいといえます。ただし、あまりに年数の若いケースでは、いわゆるキャリアと呼ばれる経験値がない(強みがない)ため、当然転職も難しくなっていきます。初めての転職においては、ある種の強みを作っておくことも重要です。

都心、地方などの転職事情について

 都内や都市部のような求人案内が多いところでは、選ぶだけでも一苦労となり、時間も手間もかかることを避けて、人材紹介に要望を伝えあとはおまかせといったことが多いようです。求人数の少ない地方では、自らで探すことが多く、期間としては3~6か月ぐらいを要して慎重に行うことが平均的です。引っ越しや家庭の事情などで拠点を変えざるをえない急を要する場合では、まずは就職が先の為、とりあえず入職などの場合もあります。

理学療法士が転職先を選ぶ際の注意点

職場の雰囲気や人間関係はどうか

 どの職場でも大勢のスタッフが働いているため、人間関係をうまく築くことも、仕事を前向きに進めていくにはとても重要です。職場内であらゆる科や他部署で人間関係が良好という職場もあると思いますが、そうではない場合も多く事例は幅広いといえます。

 例えば、理学療法士たちで大きな結束力があるが、他の職種の看護師や薬剤師、医師、介護職のコメディカルのスタッフとの関係はあまり良くないという事例や、理学療法士同士、もしくは作業療法士、言語聴覚士などのセラピスト間(pt、ot、st)の関係があまり良くないが、他の職種との関係は良いという事例など様々です。

 理学療法士同士やセラピスト間で関係が悪化すると、情報交換が少なくリハビリの現場でチーム医療がしづらかったり、社員を研修・教育する場面でなどでアドバイザーとスタッフ間で支障をきたすことが考えれリスクが生じる可能性があります。またお互いの専門性や得意分野を活かした情報交換でスキルを磨いていくにはあまり適さないと感じることとなり、そういった場合はセミナーなどに行くしかありません。転職先がどういった関係性なのかをは重要です。

 実際に働いてみないとわからないことは多いですが、職場の雰囲気によって仕事の行いやすさ、仕事のやりがい、充実感は確実に変わってきます。対策としては働く前に、職場見学予約を申し込みをすることや、知り合いがいれば、所属先で働く人の話を聞いてみたりして、できるだけ職場の情報を確認するようにし予防策をとるといいでしょう。

勤務時間や給与体系・福利厚生などはどうか

 365日稼働している回復期病院などは土日に出勤することも珍しくなく、クリニックなども土曜日の午前は稼働していることがあり土日に働くことができるかどうかなども自身の中で決めて調べるのが重要です。またお休みの多さや、とりやすや、車通勤が可能かなどの通いやすさなども転職先を決める一つのポイントとなります。スタッフが充実しているところであればローテンションすることができますが、スタッフ数が少なくギリギリでまわっているところは休みづらさがでてしまうことや、休みが少なめになることも起こりえるので、転職先は月何日休みなのか、完全週休二日制なのか、土日祝日休みなのかなどの条件の確認や、スタッフ数や稼働の仕方も確認するとよいでしょう。

 給与体系では基本給、手当を含めた月給、昇給率や賞与があるのかどうかなど、家庭をおもちの方などは資金計画を考える上でも給与体系はしっかり把握することが重要です。同じ理学療法士という職種でも勤務先によっては基本給や手当は数万円の違いが認めれるところもありますので転職先を比較して決定しましょう。またお祝い金を提供してくださる転職先もあります。

 雇用形態に常勤、非常勤、パートがありますが、非常勤やパートになりにくいなどの環境はないかなども知りえておくといいでしょう。また転職先によっては福利厚生で社員寮があるところや通勤の補助や各種手当が充実しているところもあります。稀ですが福利厚生や雇用保険がないところありますのでしっかり雇用規約などの情報収集を行い、転職先を探すといいでしょう。

自身のステップアップ・キャリアアップにつながるかどうか

 自身の理学療法士としての機能回復に向けた経験値をあげたいと思って転職を考える方も少なくありません。クリニックやスポーツ機関の整形分野の環境で自身の実力を試したい、介護保険の仕組みを勉強するために通所リハビリや入所リハビリ、訪問リハビリをしてみたい、維持期のリハビリテーションをしてみたい、脳卒中を専門に学びたいので脳卒中専病院、急性期病院、リハビリセンターなどへいきたいなど、新しい分野にチャレンジしたいなどのさまざまな体験談を耳にします。

 キャリアアップについては規模の大きい病院や施設などではスタッフ数が多く、とりまとめるための現場リーダー、チームリーダーへの道をまかせられることも考えらえます。またオープニングスタッフなどの募集では管理者を募集していることもあり、キャリアアップという道も選択ができる環境かどうかを把握しておくことは重要です。

 自身がまず何を勉強したいのか、何を目指しているのか、どのような環境が必要なのかを明確し、転職先を調べることが重要です。

理学療法士の転職の手順

 ここでは転職の手順について、求人情報の探し方、面接の望み方についてをお伝えします。

転職の目的を明確にする

 簡単に言えば「志望動機を明確にする」ことです。自らがどのうような働き方を希望するか、転職先でどう役立てるか、どのような社会貢献ができるかなどを明確に伝える必要があり、面接・面談という短い時間の中で人格・精神面を見極めるので、採用側も必死です。

 志望動機は、応募側の仕事に対する姿勢や能力を判断する材料であるため、重要視されます。応募側のよくある勘違いに、「貴院の○○が充実していることに魅力を感じ巻いた」という、感想。志望動機という言葉から、あなたが“志望した動機”だと勘違いしがちですが、本来志望動機で見られているのはあなたが感じたメリットではなく、採用側があなたを採用するメリットを述べることです。

 理学療法士に多いものでは、「患者のために治療技術を向上させるために、貴院でなら自分の能力をより高めることができる」などです。これでは自分の都合だけしかいっていない志望動機となってしまいます。患者のために患者で技術を向上させるといっている事に気づいていない、残念な面接になってしまう可能性があります。

採用側の一般的な考え

①  主体性がある(受け身ではない)

②  具体的である(曖昧、抽象的でない)

③  組織にとっての価値がある、適合できる(自分勝手、自己中心的でない、個人主義でない)

④  謙虚さ(おごらない、傲慢でない)

⑤  すぐに辞めない


 応募が複数ある場合では、当然比べられている事を忘れてはいけません。採用担当者に響く自分のセールスポイントをしっかりまとめて、自身の道を切り開いて頂きたいです。

これまでの実績を整理する

 転職の成功の鍵は、自身のセールスポイントです。 採用側が入社を望むような、自身の実績をしっかり伝えることが重要となります。そのためには、まず何をアピールできるか整理する必要があります。例えば「管理者」をしていた・たくさんの患者を診てきた、では抽象的すぎて分かりません。自己アピールは、より具体的でなければ採用側に伝わらないのです。「100人のスタッフをまとめる管理者を経験して、人をまとめることの大切さと難しさを知り、コミュニケーション能力を高めるために、○○を学んでまいりました。」などが理想です。具体的な説明は、採用側にも分かりやすく、選考基準としてイメージがしやすくなります。これまでの経歴・実績に加え、自身の長所をアピールすることも効果的です。

 例えば、適応力がある・決断力がある・観察力がある・発想力がある・協調性がある・他には約束は必ず守る・責任感が強いなどに、自身の経験(実際に働いたときにあったエピソード)を交えて伝える方法でも有効です。また務める先の分野の情報にアンテナを立て基礎知識をつけることも重要です。例えば介護施設が転職先であれば介護情報などの情報収集を厚生労働省、理学療法士協会のホームページの記事や特集、その他サイトから介護保険の改定や仕組みに関することの情報にアンテナをたてることで採用側に信頼感をもたれることが期待できます。また医療分野の発展や治験、試験的に始まっていることなどはすべての患者様にとって有益であり、どの転職先でも活用できるでしょう。そういった情報に常にアンテナをたてておくことで、よく勉強していると好感をもってくださることが期待できるでしょう。

求人情報を探す

転職側は有利

 日本は海外と比較し高齢化が加速してすすんでおり総務省の統計のデータでは国民の総人口の28.1%は高齢者となりました。そのため医療・介護業界では昨今人材不足がうたわれています。 転職側としては、有利な立場にあるといえます。

転職先を探すポイント

ポイントは、希望にあった条件のものが探せるかどうかです。自らが何を望むのかを書き出してみると分かりやすいです。

例としては

・給与待遇が前職より条件がいい

・有休休暇がとれやすい

・残業の有無、ある場合では月平均何時間か?

・一日の担当人数は何人か?

・年収の総額数はいくらか?

・スタッフ(リハ科)の雰囲気、病院全体の雰囲気は?

・通勤状況、駅からのアクセス状況はどうか?

・どんな疾患が多いのか?

 などが挙げられます。


 まず自身でどのようなステップアップを望むのか、どのような条件や環境を望むのかを明確にし転職先を探するようにしましょう。

転職サイトを使うのも一つ

 インターネットが普及している現代では、ほとんどがネット情報での求人情報検索を行うことが多いです。 以前は実際に行かないと閲覧できなかったハローワークも、ネット検索で可能となっています。求人情報サイトを閲覧にするにしても、全ての病院、施設、事業所の全情報を確認しようとすると膨大な時間と手間を要します。しかも候補の絞り込みに時間をかけているうちに、気にいっていた情報が終了していることもあり、就活を焦る結果になってしまうので、 何か月以内に転職するといった期間を設けて、動くタイミングをしっかり計画することが重要です。

 こういった煩わしさが嫌な場合は、人材登録がカンタンでお勧めです。常時最新情報、関連情報をその道のプロが取り扱うため、自身はエントリーするだけで良く、専任の担当者と直接やりとりが行え転職先の概要を知ることができます。希望に沿う情報があれば随時連絡があり、それから選ぶだけなので、負担は少ない求職方法です。 

 ちなみに人材バンクなどでは履歴書の書き方、面接のポイントなども指導・相談になども行ってくれる会社もあり、就職活動が現職と同時進行である場合は、退職時のタイミングなども面接時に話すべきです。円滑な退職になり、次へのステップが軽くなります。

関心のある転職先は見学をしてみる

 事前見学については、まず問い合わせからはじまります。 行っていない施設の理由等しては、入職するかどうかも分からないのに、業務時間を取られることが最大の理由です。見学可能な施設においては、企業の手順に従い見学予定日を決めます。日程が決まったら、当日質問する予定をあらかじめリスト化したり、メモにまとめておきましょう。見学対応の職員は、忙しい中、時間を調整して対応しているので要領を得ない、時間ばかりかかる質問では印象を悪くしてしまいます。まして入職する可能性もある企業に、入職前から悪い印象(一緒に働きたくない)を余計に与える必要はありません。見学に行く際は、簡易のスリッパや上履きなどを用意しておくとスムーズです(気遣いができる印象を与えることができます)

面接を受ける

 候補が絞られ、いよいよ面接のステップとなります。持ち物や身だしなみ、面接の心構えについて解説をいたします。

面接でのポイント

 面接での具体的なポイントの例では、やってはいけないNGとして、「前職の不満、苦言を言わない」これは自身のイメージ悪くする事になりかねません。人事側には、採用した場合に同じことをされるかもしれないというイメージを定着させるだけです。これらのポイントなどに注意したうえで、自分の長所を把握し自身を採用することのメリット・セールスポイントをお伝えし、自身の明確な進路や目標と採用側との方針との話し合いをしっかり行い、お互い納得した契約・転職になるよう進めていきます。現職でまだ勤務中の場合は、円滑な退職に向けて退社時期の調整なども同時に行ない信頼関係を損なわないようにします。退社となる企業側にも迷惑とならない円満な退職にしていく事が大切です。

持ち物

写真付きの履歴書(含職務経歴書)を持参し望みます。

身だしなみ

 男性、女性ともにリクルートスーツが良いとされています。色は紺かグレーであればOKです。黒はむしろ避けるのが無難とされています。

 頭髪はもちろん茶髪はNG。黒で臨むのが一般的です。長い髪では、髪の毛一本出さないつもりでしっかり結ぶことが大切です。重要なことは清潔感を出すこと。

 メイクはナチュラルメイクで、ノーメイクは避けましょう。アクセサリー・指先・バッグ・靴などもマナーの範囲です。抜けがないようにしましょう。

面接への心構え

 一度入室したら、退室する最後まで全てが面接試験ですから、「志望動機」「自身の夢や目標」「どんな風に働きたい」「前職の退職理由」すべての質問に丁寧に、かつ簡潔に答える準備で臨みましょう。

 緊張でさえも何度も練習すれば、やがて乗り越えられるので、自信がなければ繰り返し、大事なキーワードはすぐ口頭で述べることができるように反復して練習続けることで、見事内定という良い結果を手に入れて頂きたいものです。

転職体験談

 よく見られる他分野への転職は、医療機関から介護分野を、もしくはその逆が多いです。どちらも比較的リハビリの設備面、業務面などが類似の環境にあるため、転職後も働きやすいですが、医療保険と介護保険の管轄の違いによる多少のバラエティーは存在します。インターネットでは、SNSや情報サイトなどに実際に転職した方のコメントなどをみることも出来、実体験から感じるコメントは、今まさに働くもののリアルな声なので、参考にしてみるのも良いでしょう。

医療施設への転職体験談

病院に勤めるAくん

病院での勤務は何と言っても緊急性の高さですね。まさに今、病気の治療の中、同時進行で進む理学療法の重要性は非常に高く、疾患ごとに入院日数が決められているために、特に治療成績へのこだわりは重要視されますから、毎日学ぶことでいっぱいです。でも確実に変化していく患者様と毎日リハビリしていく喜びは何ものにも代え難い喜びがあります。出来るだけ多くの患者様の助けになるよう、これからも日々頑張っていきます。

福祉施設への転職体験談

福祉施設に勤めるBさん

病院から介護老人保健施設(老健)へ転職しました。病院では退院(自宅復帰)が目標ですが、全員が自宅に帰るわけではありませんでした。介護老人保健施設に入所となった患者様のその後は一体どうなるのか?自宅に本当に帰れるのか?自分の祖母を想像したときに、何とか帰してあげたい、そんな役に立てればと老健に転職しました。ここでもしっかりリハビリは行われていて、特に「生活」にこだわったリハビリをしていることに遣り甲斐を感じました。一人一人の身体状況に合わせて、自宅に帰るために必要なリハビリを行うところは、創意工夫も必要で、本当に楽しく毎日、働かせてもらっています。

理学療法士の求人情報

求人サイトの理学療法士求人情報

 求人サイトの特色として豊富に求人件数をもち、職種と勤務地の候補だけで選べる容易なものから、詳細検索として勤務地周辺の最寄り駅・路線情報、徒歩何分などの情報、給与形態、雇用形態、施設形態なども選べるものもあり新着の情報も幅広く提供していただけます。その他、登録(ほとんどが無料)し会員になることにより閲覧できる非公開情報などを取り扱っているwebサイトもあり、これは登録しログインをしないとトップページからはアクセスができない情報となり有力な求人情報の可能性があります。

 主に多い勤務先は、一般病院と老健(介護老人保健施設)となり、理学療法の経験値を積むのに適した環境であることが多い職場です。次いでクリニックとなっています。高収入が多い勤務先としては、訪問看護リハビリステーションが群を抜いています。同じ介護施設である特別養護老人ホームでは機能訓練士とて理学療法士の求人がでることがありますが求人数は多くありません。

 また母体の安定性では市民病院、一般社団法人の法人が大きい大手で全国にある有名病院などもありますが、求人数は決して多くありません。求人数は、勤務先の多さに比例するため都心部に多く地方に少ないのは、どの職業においても同様です。また中途採用情報から、新卒の採用情報、正社員から非常勤社員、派遣、アルバイトまで豊富に取り扱っているため、あらゆる経験年数で求人サイトを有用につかえるでしょう。

  

リハプライムの理学療法士求人情報

 各種の事業を行っている中で、理学療法士の活躍の場は、デイサービスと訪問看護リハビリステーションに集約します。 デイサービスでは、半日型と一日型の2種類あり、特徴としてどちらもリハビリに重点をおいています。 デイサービスは、現在全国展開で拡大しているため、理学療法士の総数は現在も増加中です。OJT制度の他、オンライン指導も充実しており、分からないことはその場で聞く体制ができています。

 訪問でのリハビリでは、在宅で行うリハビリであるため、機能訓練・生活訓練は勿論ですが、家族も含めた包括的なケアも行っていきます。利用者の幅も広く、高齢のシニアの方はもちろん、特定難病で困っている方、障害が重症化している方、住環境が非常に難しい方など様々なケースの対応が必要となります。

>当社の求人情報はこちら   

その他の理学療法士求人情報

 求人サイト以外では、特殊なものに公務員という選択肢があります。地方公共団体が運営する公立病院・保健所などの県や市の行政機関などがそれです。この場合、募集は特的の規定した期間でしか行わないため、これを逃すと次の掲載は何時になるか分かりません。しかも、インターネット検索では見つからず、直接そのホームページまでいかないとコンテンツを閲覧できません。いわゆる世に出ない求人と呼ばれる一つです。

都道府県別・エリア別にみる理学療法士の従業員数の一覧

 理学療法士の数は、地域によってもばらつきがあります。理学療法士、または職業の近い作業療法士についても、都道府県によって人口あたりの人員数には差があるといわれています。 理学療法士・作業療法士需給分科会の資料のなかで報告されている、人口10万人あたりの就労者の割合を記載します。

【2014年の理学療法士・作業療法士需給分科会の資料より抜粋】

人口10万人あたりの従業員数の割合について

〇人口10万人あたりの従業員数の多い順に記載

※実際の人数ではなく、常勤換算の人数なので小数点以下の数値となっている

都道府県(地方エリア) / 従業員総数 / 人口10万人あたりの従業員数

高知県(四国)  1,599.1人  216.680人

鹿児島県(九州) 2,782.9人  166.841人

徳島県(四国)  1,253.4人  164.058人

長崎県(九州)  2,095.9人  151.219人

佐賀県(九州)  1,238.6人  148.335人

熊本県(九州)  2,594.0人  144.593人

福岡県(九州)  6,645.4人  130.532人

大分県(九州)  1,501.4人  128.215人

和歌山県(関西) 1,134.0人  116.787人

鳥取県(中国)  653.9人  113.920人

沖縄県      1,579.1人  111.126人

愛媛県(四国)  1,545.0人  110.753人

宮崎県(九州)  1,188.1人  106.652人

香川県(四国)  1,022.8人  104.261人

福井県(甲信越) 800.0人  101.266人

山口県(中国)  1,420.4人  100.881人

広島県(中国)  2,825.5人  99.735人

岡山県(中国)  1,905.3人  99.028人

山梨県(甲信越) 797.6人  94.840人

長野県(甲信越) 1,930.9人  91.555人

島根県(中国)  632.8人  90.789人

大阪府(関西)  7,900.3人  89.410人

奈良県(関西)  1,222.0人  88.808人

兵庫県(中国)  4,818.5人  86.961人

北海道      4,554.5人  84.343人

群馬県(東北)  1,619.6人  81.964人

石川県(甲信越) 944.9人  81.739人

京都府(関西)  2,103.1人  80.579人

岐阜県(東海)  1,572.0人  77.021人

静岡県(東海)  2,821.5人  76.154人

愛知県(東海)  5,580.2人  74.852人

富山県(甲信越) 780.8人  72.972人

千葉県(関東)  4,439.2人  71.635人

福島県(東北)  1,336.1人  69.049人

茨城県(関東)  2,004.0人  68.654人

三重県(関西)  1,223.8人  67.058人

岩手県(東北)  840.5人  65.460人

山形県(東北)  724.2人  64.032人

東京都(関東)  8,219.5人  61.385人

埼玉県(関東)  4,434.5人  61.259人

新潟県(甲信越) 1,396.1人  60.359人

宮城県(東北)  1,397.5人  60.030人

滋賀県(甲信越) 842.1人  59.470人

青森県(東北)  751.4人  56.881人

栃木県(関東)  1,088.2人  54.960人

神奈川県(関東) 4,682.9人  51.483人

秋田県(東北)  509.3人  49.113人

人口10万人あたりの従業員数の割合が多い都道府県

・和歌山県(関西)

・高知県(四国)

・長崎県(九州)

・熊本県(九州)

・大分県(九州)

・佐賀県(九州)

・鹿児島県(九州)


●人口10万人あたりの従業員数の割合が少ない都道府県

・宮城県(東北)

・栃木県(東北)

・埼玉県(関東)

・東京都(関東)

・神奈川県(関東)


 こちらは従業員の絶対数ではなく「人口10万人あたりの療法士数」に基づいた分類であることには留意する必要がありますが、都道府県によって差があることがわかります。人口あたりの数でいくと東京都・神奈川県・大阪府など比較的人口が多い都道府県で就労者の割合が少なくなっていることが特徴的です。人口あたりの理学療法士の就労数では、比較的人口の多い都道府県で割合が少なくなる傾向がありました。就労者の絶対数で考えると大都市のほうが数は多くなると推測されますが、人口あたりの割合から需給を判断するということも大切になります。

都道府県別の理学療法士の従業員数について

【2014年の理学療法士・作業療法士需給分科会の資料より抜粋】

〇理学療法士の総従業員数の多い順で記載

※実際の人数ではなく、常勤換算の人数なので小数点以下の数値となっている

都道府県(地方エリア) / 理学療法士の総人数 

東京都(関東)   8,219.5人

大阪府(関西)   7,900.3人

福岡県(九州)   6,645.4人

愛知県(東海)   5,580.2人

兵庫県(中国)   4,818.5人

神奈川県(関東)  4,682.9人

北海道       4,554.5人

千葉県(関東)   4,439.2人

埼玉県(関東)   4,434.5人

広島県(中国)   2,825.5人

静岡県(東海)   2,821.5人

鹿児島県(九州)  2,782.9人

熊本県(九州)   2,594.0人

京都府(関西)   2,103.1人

長崎県(九州)    2,095.9人

茨城県(関東)   2,004.0人

長野県(甲信越)  1,930.9人

岡山県(中国)   1,905.3人

群馬県(関東)   1,619.6人

高知県(四国)   1,599.1人

沖縄県       1,579.1人

岐阜県(東海)   1,572.0人

愛媛県(四国)   1,545.0人

大分県(九州)   1,501.4人

山口県(中国)    1,420.4人

宮城県(東北)   1,397.5人

新潟県(甲信越)  1,396.1人

福島県(東北)   1,336.1人

徳島県(四国)   1,253.4人

佐賀県(九州)   1,238.6人

三重県(東海)   1,223.8人

奈良県(関西)   1,222.0人

宮崎県(九州)   1,188.1人

和歌山県(関西)  1,134.0人

栃木県(関東)   1,088.2人

香川県(四国)   1,022.8人

石川県(甲信越)  944.9人

滋賀県(関西)   842.1人

岩手県(関東)   840.5人

福井県(甲信越)  800.0人

山梨県(甲信越)  797.6人

富山県(甲信越)  780.8人

青森県(東北)   751.4人

山形県(東北)   724.2人

鳥取県(中国)   653.9人

島根県(中国)   632.8人

秋田県(東北)   509.3人

都道府県別の病院数

【2016年の厚生労働省の医療施設調査より病院数を抜粋】

高知県(四国)  119軒

鹿児島県(九州) 215軒

徳島県(四国)  97軒

大分県(九州)  132軒

佐賀県(九州)  93軒

宮崎県(九州)  123軒

熊本県(九州)  174軒

愛媛県(四国)  127軒

北海道      493軒

長崎県(九州)  123軒

山口県(中国)  119軒

香川県(四国)  80軒

富山県(甲信越) 87軒

和歌山県(関西) 75軒

福岡県(九州)  400軒

岡山県(中国)  147軒

広島県(中国)  213軒

福井県(甲信越) 58軒

石川県(甲信越) 82軒

鳥取県(中国)  39軒

山梨県(甲信越) 52軒

島根県(中国)  43軒

青森県(東北)  80軒

岩手県(東北)  78軒

京都府(関西)  159軒

群馬県(関東)  116軒

兵庫県(中国)  318軒

沖縄県      81軒

福島県(東北)  105軒

長野県(甲信越) 115軒

大阪府(関西)  483軒

茨城県(関東)  158軒

奈良県(関西)  73軒

秋田県(東北)  53軒

山形県(東北)  55軒

新潟県(甲信越) 111軒

宮城県(東北)  113軒

三重県(東海)  87軒

栃木県(関東)  89軒

岐阜県(東海)  90軒

東京都(関東)  601軒

静岡県(東海)  150軒

千葉県(関東)  252軒

埼玉県(関東)  293軒

愛知県(東海)  285軒

滋賀県(関西)  50軒

神奈川県(関東) 294軒

都道府県別の療養病棟数

2012年の厚生労働省の医療施設調査から療養病床数を抜粋

高知県(四国)  6,843床

山口県(中国)  9,965床

鹿児島県(九州) 10,275床

徳島県(四国)  4,654床

佐賀県(九州)  4,771床

熊本県(九州)  10,201床

長崎県(九州)  7,156床

富山県(甲信越) 5,318床

福岡県(九州)  22,702床

北海道      23,706床

愛媛県(四国)  5,653床

石川県(甲信越) 4,598床

広島県(中国)  10,992床

宮崎県(九州)  4,294床

島根県(中国)  2,421床

福井県(甲信越) 2,504床

香川県(四国)  3,093床

鳥取県(中国)  1,814床

和歌山県(関西) 3,009床

静岡県(東海)  10,757床

沖縄県      3,962床

大分県(九州)  3,302床

岡山県(中国)  5,338床

山梨県(甲信越) 2,323床

大阪府(関西)  23,115床

兵庫県(関西)  14,531床

群馬県(関東)  4,963床

三重県(東海)  4,428床

京都府(関西)  6,304床

奈良県(関西)  3,269床

秋田県(東北)  2,431床

青森県(東北)  3,044床

岩手県(東北)  2,872床

新潟県(甲信越) 5,129床

福島県(東北)  4,178床

栃木県(関東)  4,226床

茨城県(関東)  5,968床

滋賀県(関西)  2,804床

長野県(甲信越) 4,061床

山形県(東北)  2,191床

愛知県(東海)  14,060床

岐阜県(東海)  3,772床

埼玉県(関東)  12,546床

東京都(関東)  22,019床

千葉県(関東)  9,837床

神奈川県(関東) 13,533床

宮城県(東北)  3,264床

 病院数や療養病床数が多いところに理学療法士が多いという正の相関が認めています。医療環境が充実している西日本に理学療法士が多いことがデータでわかります。このように都道府県の地域ごとによって理学療法士の従業員数や病院数、療養病棟数なども大きく違いがありますので医療設備や環境の違いがあることを知って転職活動をすることで転職先を探す上で有利となるでしょう。

  

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