理学療法士のキャリアプラン

 ここではキャリアプランとは一体どんな意味をさすのか、理学療法士のキャリアプランについて、リハプライムのキャリアプランについて、理学療法士の将来設計について、理学療法士の転職についての詳細を説明いたします。

キャリアプランとは?

 キャリアプランとは、キャリア(career)は「経歴(職歴)」、プラン(plan)は「計画」であり、自分がどんな仕事に就き、目標に向かって同のような仕事人生を歩んでいくのかの計画を立てる事をさす。一般的な企業では、従業員一人ひとりにキャリアプランを立ててもらい、勤労意欲の向上と人材開発を図ることを狙いとする。そのため、人事異動を軸としたさまざまな職務経験や研修、教育機会や資格制度を設け、社員の能力を高め、必要な人材や専門職、技術者の育成をし、人生設計と結びつけて実現する制度である。

狭義のキャリアプラン

 自らの経験値、能力を高めた結果、転職をし、以前よりも待遇の仕事に就くことを指します。

例として「以前の職場で総合病院に勤めていたので、多くの疾患に対応できます。今後、御社で働くの大いに役に立てると思います。」といった形で、以前よりも高い給与の提示をしていきます。

広義のキャリアプラン

 自らの仕事そのものを豊かにしていくために必要なものに関わっていくことを指します。

例として「患者さんの気持ちが分かってあげられるように、週末に担当患者さんと同じ病名の方が行っている講演会に出席したり、ボランティア活動をしたりする」

また似たような言葉に「キャリアパス」がありますが、キャリア(career)は「経歴(職歴)」、パス(path)は「経路(小道)」の事で、「キャリアパス」とは、その企業で特定の役職に就くまで、どのような過程を経て昇給・昇進するのかを示した道標のようなもので、ゆうなれば、会社での出世のモデルケースといえます。

理学療法士のキャリアプラン

理学療法士の専門性を追求する道

 理学療法士としてステップアップするには理学療法士としての技能を極めるべく、さらに高度な技術を学ぶ研修会に参加することや、認定理学療法士・専門理学療法士の資格を取ることが考えられます。認定理学療法士は、分野が多岐にわたりますが特有の分野で理学療法士として技能を高めたいという方の資格であり、日本理学療法士協会が作ったプログラムを修了することで取得できます。専門理学療法士の資格は認定理学療法士が職能の要素が強いものとすると専門理学療法士は学術的要素が強い資格といえ認定理学療法士の上位に位置する資格といえます。また、理学療法士としての専門性を追及するために、大学院に進学する人も多くみられます。大学院には、理学療法士としての仕事を続けながら通う人もいます。大学院では、研究がメインとなり、リハビリの臨床で疑問に思ったこと、興味のある分野、役に立つことをテーマに研究を行います。大学院を卒業した後は、教授や学校の先生になる人も多いといえます。このように理学療法士としての技能を高める、専門性を追求するという道が一つあります。

役職・管理職としての道

 理学療法士として所属するリハビリテーション科の科長として、または主任として現場をまとめる管理職として活躍する道があります。役職がつき管理職となると同じ部署の新人理学療法士から中堅、またはベテラン理学療法士をまとめる必要があります。また同じ部署以外にも他部署の看護師、医師、介護士などの他のリーダークラスの方、役職をもつ方とやりとりを行い、管理するマネジメントの能力が必要となります。そのため、患者さんをみる理学療法士としての知識や能力とは異なる能力が必要になります。具体的に言うとお金に関する財務や経理の知識や、人材をどのように管理するかといった人事の知識などの、経営に関係する能力を身につけていくことになります。

独立・開業・起業という道

 理学療法士として専門性を極め、自身で整体院や施術サロンなどの店舗をもって独立する道があります。理学療法士は開業権をもっていません。理学療法は「医師の指示のもと」という大原則があり、そのため、理学療法士としてリハビリの内容で開業することはできません。しかし、整体やリラクゼーション、ボディコンディショニングといった「医療行為」ではなく、健康増進・スポーツ・美容といった分野での開業は可能とされています。病院で担当してきた脳血管障害や難病疾患の方への医師に基づく処方で行ってきた理学療法ではなく、腰痛、肩こり、疲労回復、むくみや姿勢改善、産前産後ケアといった「医療行為」を外したコンディショニングとして幅広い方々を対象とした施術となるでしょう。独立・開業・起業をするには理学療法士の専門性は高いのは前提で、それ以上に経営やマーケティング、財務や経理の知識や、人材の管理をする能力や知識が必要となっています。

リハプライムでの理学療法士のキャリアプラン

リハプライムでの独立・開業・起業という道

 リハプライムでは、独立・開業・起業を考えたことがある理学療法士の為に【独立オーナー育成コース】を主催しています。セラピストの必要性を理解している会社だから、基本をおさえ原点になった「わくわくする、喜んでもらえるリハビリ」を、あなた自身が自らの手で作ろうとする理学療法を、最大限バックアップ致します。育成コース(1年間)では、経営運営コンサルティング担当のプロとベテラン理学療法士がタッグを組んで、徹底して訓練・指導していきます。病院では経験できない時代に合わせた経営運営のハウツウはもちろん、オーナーとしての働く「あり方」や「やり方(コーチングやチームビルディングなど)」、2018年度最新の介護保険業界情報(診療報酬費情報も含む)、全てを網羅した内容にて、不安を解消しながらの充実した安心サポート体制をご用意ご案内しています。独立・開業を意思決定すると、通所フランチャイズ事業の加盟金全額をリハプライムが肩代わりするなど、大きな助成サポートを受けることができます。

独立オーナー育成コースの一部紹介

実務編 起業オーナーを磨く

12の必須能力

経営者自身が身につけなくてはならない必須能力のまとめとなっています!!

応用編 あらゆる経営の悩みを克服する

4つの鉄板ルール

様々な経営の悩みへの対処!!

リハビリ編 疾患別リハビリテーション

①疾患別リハビリの捉え方

②リハビリテーション技術マニュアル・・・etc

他にもたくさんのプログラムやツールがあり、安心して行えるようにサポートします。



独立オーナー育成コースに参加したい理学療法士へ

あなたに関心の薄い上司に「あなたの船(人生)」のオールを任せてはいけません。あなたの人生シナリオを見直しませんか?負の兆しに気づいているのに、見て見ぬふりをしていませんか?少しでも興味のある方は、お気軽にお問合せをください。


リハプライムの独立・開業に向けての記事

・【開業件と独立】理学療法士が独立して陥る3つの落とし穴

・理学療法士のための起業家・オーナー育成制度について

理学療法士の将来設計

 資格取得後の時点で、理学療法士としての将来設計はどのくらい出来ているのか、明確にできていますか?3年後の自分、10年後の自分、どんな状態で定年を迎えるのか、多くの場合、理学療法士としての人生設計をあまり描いていないことが多いです。

 賃金を上げるための転職は大切な理由の一つですが、その度に転職していては、職務経歴書を提出するたびに採用側からの質問はかなり手厳しい質問となりかねません。

 そこで大切なのがキャリアアップを描くことです。キャリアアップとは、理学療法士としての人生設計図。何年目でどうなっているのか、どうありたいのかを明確にしていくことです。それにより、いつまでにどんなことを学んでおくべきかが整理できます。

 例としては5年目で主任に選任されたいと思うのであれば、それまでに何を習得しておくべきなのかが分かります。

【目標】5年目で主任になりたい

 主任に必要とされる能力→チームをまとめる管理能力・スタッフの単位調整・シフト表の作成・新人職員の教育・管理者への定期報告・他チーム主任との合同会議・リハビリの品質確認・職種との連携が適切にできる・会社の理念を理解できるなどの能力が必要となります。

 そのために、4年目では、チーム全体の把握が出来るように、日頃からスタッフ全体のコミュニケーションを意識的に行う。会社の理念について説明できるようになる。

 3年目では、後輩の理解者になるべく育成能力を身に着ける、チーム全体の勤務状態を把握し、シフト表の作成方法、単位調整を模擬的に作成してみる。

 2年目では、他職種と連携・調整力がつく、同僚新人と成長のために切磋琢磨する、課題の発見とその解決にむけた提案を上司に出来るようになる。

 1年目では、リハビリの品質の意味を理解し、疾患に対する対応力をつけ、安定的な理学療法が出来るようになる。

 このように、工程表・設計図があれば、何をするかが明確になるため、自身の成長も分かりやすくなります。かつ転職におけるセールスポイントの説明も、現在までの自分が何を身に着けているのか明瞭なため、自信をもって説明できるようになります。

        

理学療法士の転職

理学療法士の転職事情について転職の手順やポイントについて解説をします。

⇒【理学療法士の転職についてはこちら】

 転職のきっかけは様々ですが、給料を含む職場環境が最も多いです。資格取得後の初年度は、現場経験の絶対数が必要であるため、給与面よりも、学べる環境を優先することが多いです。数年の後、仕事にも余裕が現れると、更なるキャリアアップとして転職することが多い傾向にあります。ただし、転職するものと採用する側の状況の違いがあるので、改めて確認していきましょう。

転職する側と採用する側の違い

転職に希望すること

 ・前職よりも給料を増やしたい

 ・新しい役職に挑戦したい

 ・有休がとりやすい

 ・経験年数を考慮してほしい

採用側が希望すること

 ・会社に有益な存在となる人材が欲しい

 ・提示金額に見合う働きをしてほしい

 ・すぐに辞めるような職員はとりたくない

 ・スタッフ及び患者の両方を大切にする人間が欲しい

 ・企業理念が理解できる職員を雇いたい

などがあります。

 このように、希望内容と採用条件には、いくつかの違いが挙げられます。雇用側の企業は、必ずしも高い給料を出したくないわけでありません。問題はあげるだけの価値があるかどうかです。あなた自身、アピール・セールスポイントは何があるのか、自分の何がうりなのか、などしっかり説明できるものを準備しておくと良いでしょう。また、面接の段階で最もやってはいけないのが、前職での不満・苦言を言う事です。案外にこれをやってしまうものが多いです。前職での不満を発言するものは、今回の入職でも結局同じことをすると思わせて、悪い印象しか与えません。このことを良く理解して、転職に望んで頂きたいです。

  

理学療法士の転職の手順

 医療、介護業界では昨今人材不足がうたわれています。 転職側としては、有利な立場にあるといえます。選ぶ条件が多いほど、時間的労働的負担が増えるため、人材バンクに登録し好条件を紹介してもらうことが多い傾向にあります。もちろん、自分で探すのも良いですが、人材バンクなどで、ある程度の候補が絞られた最後に行う方が効率は良いでしょう。

 候補が絞られたら、履歴書を用意し面接へと進めます。ちなみに人材バンクなどでは履歴書の書き方、面接のポイントなども指導・相談になども行ってくれる会社もあり、就職活動が現職と同時進行である場合は、退職時のタイミングなども面接時に話すべきです。円滑な退職になり、次へのステップが軽くなります。 

  

転職のポイント

 転職時のポイントは、希望にあった条件のものが探せるかどうかです。自ら何を望むのか、書き出してみると分かりやすいです。

ポイントの例

・給与待遇が前職より条件がいい

・有休休暇がとれやすい

・残業の有無、ある場合では月平均何時間か?

・一日の担当人数は何人か?

・年収の総額数はいくらか?

・スタッフ(リハ科)の雰囲気、病院全体の雰囲気は?

・通勤状況、アクセス状況はどうか?

・どんな疾患が多いのか?


 などが挙げられます。

 自身で探す場合では、ハローワーク、求人サイトなどがあります。もしくは人材バンクなどを活用する場合では、自分で探す手間と時間がいらないために、非常に楽です。しかもほとんどが登録料は無料で行え、人材バンクにおいては、履歴書の書き方・面接のポイントについても指導してくれます。

 面接での具体的なポイントの例では、やってはいけないNGとして、「前職の不満、苦言を言わない」これは自身のイメージ悪くする事になりかねません。人事側には、採用した場合に同じことをされるかもしれないというイメージを定着させるだけです。これらのポイントなどに注意したうえで、自身を採用することのメリット・セールスポイントをお伝えし、お互い納得した転職になるよう進めていきます。現職でまだ勤務中の場合は、円滑な退職に向けて退社時期の調整なども同時に行ない、退社となる企業側にも迷惑とならない円満な退職にしていく事が大切です。 

  

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